大石若菜助教の以下の研究成果について、東北大学からプレスリリースしました。
老朽化と人口減少に直面する下水道の最適解を導くー集中・分散ベストミックスを算出する新たな手法を開発ー
■ 発表のポイント:
- 人口減少社会を見据え、
下水道の集中型と分散型の最適な組み合わせを定量的に導くことが できる新たな枠組みを提案しました。 - 費用・温室効果ガス排出量・バイオガス回収量を統合的に評価し、
費用と環境負荷を同時に低減できることを明らかにしました。 - 本成果は、安全性と快適性を維持しつつ、
持続可能で高効率な下水処理システムの構築に資するものです。
<論文情報>
Adapting sanitation systems to demographic tansitions: Optimizing hybrid configurations of sewered and non-sewered solutions
Wakana Oishi*, Daijiro Mizutani, Yuto Nakazato, Jennifer McConville, Daisuke Sano
*責任著者:東北大学大学院工学研究科 助教 大石若菜
掲載誌:Water Research
